[事例44]素因減額が問題となった事例

依頼者

30歳代会社員

後遺障害等級

解決までの期間

約3年

保険会社提示額

490万円

賠償金額

 

事故状況

被害者が二輪車で交差点を直進しようとしたところ,前方から交差点に右折進入してきた自動車と接触をしたもの。被害者が自動車と接触後,転倒をしました。

自覚症状:被害者は事故により転倒し地面に叩きつけられる形になりました。この際に頸部及び腰部を強く打ち,頸部及び腰部に痛みを感じるようになりました。被害者は10ヵ月近く通院を継続しましたが,通院終了時にもなお痛みが残る状況でした。

傷病名:頸部捻挫・腰部捻挫

 

H and パートナーズ 川西事故 解決事例

 

解決のポイント

相手には保険会社がついており,保険会社と弁護士との間の見解の差が大きく,本件は訴訟で争われることになりました。

裁判では,
①過失割合と②素因減額の有無について
が争点となりました。

①の点については,本件はいわゆる「右直事故」であり,基本過失割合は15対85でした。
しかし,事故の際に警察が作成する実況見分調書に記載されていた事項や本人から聞き取った話をもとに丁寧に主張したことにより基本過失割合から修正がなされ,当方5の過失に対して相手方95の過失を勝ち取ることができました。

②の点では,相手から「素因減額」という主張がなされました。
これは,被害者の症状について,被害者にも原因がある,例えばもともと疾患を抱えていたとか,被害者の性格が被害拡大につながった,といった主張です。
当方においては,治療記録や診察の経過から,素因減額は認められるべきでないと主張をしました。

一審の裁判所はこの加害者側の主張を一部認容しましたが,一審判決の判断の不合理性を控訴審で指摘した結果,控訴審では一切の素因減額なく,当方請求額全額の支払いを命じる判決を得ることができました。

訴訟になり,しかも控訴審まで進んだことから解決までには相当な期間を要しましたが,証拠に基づいて粘り強く主張を続けることで当方請求額全額認容,支払いまでの遅延損害金(事故から年5%の利息がつきます)も支払われるという結果を得ることができました。

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