[事例51]10歳の男の子が頭部打撲で等級12級、計600万円の賠償金を受領したケース

依頼者

兵庫県伊丹市在住 男児8歳~10歳 伊丹市内に通学中の小学生

後遺障害等級

12級13号

解決までの期間

症状固定から5カ月

保険会社提示額

無し

賠償金額

傷害慰謝料、通院交通費、後遺障害慰謝料、逸失利益、親族付き添い費用等含め、治療費を除いて総額600万円で示談

 

事故状況

徒歩で友人と学校からの帰宅途中に、後方から来た自転車に衝突されて転倒。顔面と頭部を打撲し、鎖骨骨折、頭がい骨骨折、鼻骨骨折、眼窩骨骨折、顔面擦過傷等の怪我となったもの。

自覚症状:頭痛

傷病名:頭がい骨骨折、鼻骨骨折、眼窩骨折、顔面挫傷

 

H and パートナーズ 川西事故 解決事例

 

解決のポイント

事故後半年ほどしてからのご依頼でした。
この時点では鎖骨骨折や顔面骨折をご両親は気にかけておられましたが、治癒自体は順調に進んでおり(お子さんの回復の早さは大人とは比べ物になりません)、鎖骨も鼻骨もほとんど変形が残存していない状態でした。

さらに詳しく事情を聴くと、そういえば、たまにめまいがするという、頭が痛いというときもあるかも、とのことで、ご本人であるお子さんに聞いてみると、確かに頭痛めまいがありました。

その時点で、頭がい骨骨折もあることから、MRIを受けてもらうようにお願いし、画像診断をすると、骨折痕と脳挫傷の結果が得られました。

この時点でMRIを受けて証拠を確保しておいたことは結果的に非常に有益でした。

その後、頭痛の頻度と痛みの程度が増していき、ロキソニンを飲んでいるとのこと、ご両親は非常に心配されていました。
後遺障害申請の結果は、脳のMRI画像を理由として、12級13号が認定されました。
そのほかの怪我、鎖骨骨折や鼻骨骨折は、後遺障害の対象となりませんでしたので、受けていただいたMRIの威力が発揮された事案です。

脳挫傷後の後遺障害としては、意識障害などもありますが、てんかんもよく見られます。
てんかんは、ご存知の通り、突然意識を失うなど危険な症状が出ますので、今後の人生や就労への影響は多大です。

幸いのところ、お子さんにはその後もてんかんの典型発作などの症状は出ずに過ごしておられますが、不安が無いとは言い切れない心理状態ではあります。

今後の可能性も含めて、長期の賠償を求めたところ、最終的には治療費を除き、600万円を受領いただくという内容で示談に至りました。

なお、相手方は、お子さんが急に飛び出してきたといった主張もしており、過失の点でも争いがありましたが、結果としては当方過失0で終結し、この点についてもご両親、ご本人ともに、とても安堵されました。

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