事故で休んだ日は全て有給休暇を利用したのですが,それでも休業損害を加害者に請求できますか。

Q 歩行中に車に衝突され,治療のために3日間会社を休みました。休んだ日は全て有給休暇を利用したので実際に給料は減ってませんが,休業損害を加害者に請求できますか。

A 有給休暇を利用した場合でも,事故による受傷の治療のために休んだのであれば,現実に減収がなくても休業損害として認められますので,休業損害の請求は可能です。

休業損害は,実際に休業して現実に減収があった場合にのみ認められるのが原則で,有給休暇を使用した場合には,現実の減収はなく,休業損害は認められないのではないか,とも考えられます。しかし,本来,有給休暇は給与所得者が自分の意思で,いつでも自由に利用できるはずのものであり,交通事故によるケガの治療に費やすことを余儀なくされた場合,給与所得者は自由かつ有意義に使えたはずの有給休暇の権利を害されたことになります。また,仮に交通事故の治療のために有給休暇を全て使い果たした後に自分の病気で休むことになった場合には,その時点で現実の減収が生じ,財産的損害が現実化したものといえます。判例・実務とも,有給休暇を利用し,現実の減収がない場合でも,休業損害分の請求を認める方向で固まっています。


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