妻の家事労働につき休業損害は認められますか?

Q 妻は,車を運転中に,対向車線から突っ込んできた車にぶつかられ,腰部骨折で1か月入院し,退院後も通院しています。入院中は,妻が普段行っている家事を全て私がこなし,退院後もかなり手伝いました。妻の家事労働につき休業損害は認められますか。

 

A 奥様の休業損害は認められる可能性が高いです。

専業主婦(夫)の場合,家事労働に給料などの対価は支払われませんが,他人を雇って家事を行ってもらう場合には,当然対価が発生します。裁判所も,家事労働には財産的な利益性があることを認めています。現在の実務は,専業主婦の休業損害の算定に,女性労働者の平均賃金(毎年厚労省が発表する賃金センサス)を基準に,基礎収入を算出しています。

 奥様の場合,1か月間の入院期間は,家事が一切できなかったのですから,一日当たりの基礎収入額に入院日数を掛け合わせた額が,入院期間中の休業損害となります。通院期間については,回復の程度により,家事労働は一定程度可能と考えられるため,治癒または症状固定時まで,労働能力の喪失の程度に応じて休業損害が認められます。

 なお,パートタイマーや内職等の兼業主婦の場合は,現実の収入額と女性労働者の平均賃金のいずれか高い方を基準に,基礎収入を算出しています。


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