家族が慰謝料を請求できるのは被害者が死亡した場合だけなのでしょうか?

Q 15歳の息子が交通事故で脳と頚椎を損傷し,意識が戻らず,全身麻痺の後遺障害が残り,医師からはいわゆる植物状態が続くだろうと言われました。元気にサッカーに打ち込んでいた息子の姿を思い出すと本当に辛くなります。家族が慰謝料を請求できるのは被害者が死亡した場合だけと聞いたことがありますが,本当でしょうか。

 

A 被害者が死亡した場合に限らず,被害者が死亡に比肩する状態にある場合は,近親者の慰謝料請求が認められています。

 被害者本人に精神的損害がある場合,本人は加害者に対し,慰謝料を請求することができ,本人が死亡した場合は,本人の慰謝料請求権を遺族が相続して,加害者に対し慰謝料を請求することができます。

また,法律上は,被害者本人が死亡した場合に限り,被害者の父母や配偶者といった近親者について,慰謝料請求ができるとされています。もっとも,被害者にきわめて重大な後遺障害が一生涯にわたり残る場合など,近親者が,被害者の受傷により死亡の場合に比肩すべき精神上の苦痛を受けたと認められるときに限り,加害者に近親者自身の苦痛を慰謝するための慰謝料を請求できることを裁判所は認めています。

健康で若い息子さんが,突然の事故により植物状態に陥り,ご両親の衝撃は計り知れず,被害者が死亡した場合にも比肩すべきほどの精神的苦痛を受けたといえるので,加害者に対し,ご両親の苦痛につき慰謝料を請求できるでしょう。


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