家の修理費に加えて,加害者に慰謝料を請求することはできませんか。

Q 80代の母が一人で暮らす家屋に,深夜にトラックが突っ込んで門から居間まで大破しました。ケガはなかったものの,居間のすぐ隣で寝ていたため今も恐怖心がぬぐえず,修理のため半年の仮住まいとなり,精神的にかなり参っています。家の修理費に加えて,加害者に慰謝料を請求することはできませんか。

 

A ご質問のご事情からすると,慰謝料請求が認められる可能性があります。

 交通事故によって人身損害(ケガや死亡といった損害)が生じた場合には,精神的苦痛を理由とする慰謝料を請求することができます。他方,物的損害(車両や着用していた衣服の損傷等)を被った場合,その物的損害自体の賠償は請求できますが,物的損害による精神的苦痛を理由とする慰謝料は原則として認められません。物的損害は,損害が金銭的に填補されれば同時に精神的損害も回復すると考えられているためです。

もっとも,加害行為の態様や損傷した物の性質から,被害者の愛情利益や精神的平穏を著しく害したと認められる場合には,物的損害について例外的に慰謝料請求を認めている裁判例もあります。

ご質問の事案は,事故の恐怖心が現在も続くのもやむを得ない程の大きな衝撃で,命の危険があったともいえる状況であったと推察され,高齢のお母様が長期にわたり仮住まいを余儀なくされた心労も多大であろうことから,慰謝料請求が認められる可能性は高いと思われます。

なお,ペット(法律上は物)が死傷した場合の慰謝料については【ペットの死傷と慰謝料】をご覧ください。


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