見通しの悪い車線で駐車車両に激突し、重傷です。相手方の車の修理代を払わなければいけませんか?

Q 夫は,深夜に原付で帰宅途中,街灯も少なくカーブで見通しも極めて悪い片側1車線のほとんどをふさぎ無灯火で駐車中の大型トラックに衝突し,重症です。相手運転手は,停車車両にぶつかってきた夫が悪い,車の修理代を全額払えと言います。逆に運転手に事故発生の責任を問うことはできませんか。

A 駐車の態様等により,駐車車両の過失が認められる可能性があります。

路上に駐車された車両が一因となって交通事故が発生した場合,駐車車両の運転者は,事故発生に過失があるか,または,運行供用者に該当する場合,賠償責任を負います。

通常,駐車車両に他の車両が追突した場合,追突した運転者の前方不注意の過失が主な原因と考えられます。駐車車両の運転者に過失が認められるには,駐車車両の存在が当該道路の交通の危険を著しく増大し,その結果として交通事故を発生させたといえる事情が必要です。具体的には,道路幅,見通し状況,天候,明るさ,駐車車両の大きさ,駐車の目的,駐車位置・方法,駐停車時の措置の有無(非常点滅灯等)といった様々な状況を検討して判断されます。

ご質問では,雨天の深夜,街灯が少ないうえにカーブで見通しがきわめて悪い路上に,片側1車線のほとんどをふさぐ形で大型トラックを無灯火で漫然と駐車していたところに原付が追突したというのですから,駐車車両の存在は道路上の交通の危険を著しく増大させたといえます。とすると,駐車車両に事故発生の過失が認められる結果,その過失割合に応じ,被害者に対して賠償責任を負うと解されます。駐車の態様等によっては駐車車両側の責任(過失)割合が衝突した側の責任割合を超えることもあります。


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