申告所得が実収入と異なる場合、実収入額をベースに休業損害を計算できますか。

Q 交通事故に遭い,1ヶ月入院したため休業損害を請求したところ,休業損害の計算のベースは税務申告額になると言われました。IT事業を個人で営んでおり,昨年度の収入は3千万円ほどですが,税務申告上の収入は約半分にしています。売上は帳簿で全てわかりますが,実収入額をベースに休業損害を計算できますか。

A 事業所得者の基礎収入は,税務申告額(収入から各種経費控除を差し引いた所得額)によるのが原則ですが,実収入を立証すればこれを基礎として休業損害を計算できます。

 税務申告は自己申告のため,時として収入を実際の収入よりも低く申告したり,経費支出額を実際よりも多く申告するといったことが見られます。このような場合,実際の収入額が確定申告額を超えることを,売上伝票や入出金記録等で具体的に立証すれば,実収入額を基礎とした休業損害が認められます。過去にも,税務申告額を超える所得があったことを各種証拠から認定し,実収入額を基礎として計算した裁判例があります。

また,生活実態等からみて,税務申告額を超える収入があったことは明らかに認定できるものの,その具体的な金額が立証できない場合もあります。このような場合は,賃金センサスを用いて推定される収入額を基礎として計算することがあります。


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